文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

介護・シニア

さよならを言う前に~終末期の医療とケアを語りあう~

 この企画は、終末期の医療やケアに現場で向き合っている人たちが、それぞれの現場で見えている風景を描き、それに対して読者が自由に意見を投稿できる連載です。対象は高齢者、がん患者さん、難病患者さん、子供の患者さんなど様々で、執筆者も、患者さん、家族、医師、看護師、ケアをする人など様々です。毎回、共通のテーマで各執筆者がそれぞれの現場の課題を問いかけます。

 「自分らしく最期まで生きたい」「苦しい思いをしたくない」「自宅で死にたい」などの希望を持っている方は多いのに、自分がその時にどういう医療やケアを受けたいのか、ご家族ら大事な人たちと話し合っている人は少ないようです。そして、現実に直面した時に慌ててしまい、納得いく医療やケアを受けられずに、つらい思いをしています。この連載企画で、語り合うきっかけを作りたいと思いました。

 こだわったのは、原稿には必ず、うまくいかなかった具体例を盛りこみ、毎回、原稿の終わりに、読者の皆さんへの問いかけを入れていただいたことです。この欄は読者の皆さんと作りたいと考えていますので、その問いかけにぜひ答えて頂きたいのです。皆さんと意見交換する中で、どうしたら今ある課題が解決するのか、具体的に道筋を探していきたいと思います。

ヨミドクター編集長・岩永直子

連載への思いはこちら

がん患者や高齢者を在宅で診る立場から 新城拓也

がん患者や高齢者を在宅で診る立場から 新城拓也

ホームホスピス運営者の立場から 市原美穗

ホームホスピス運営者の立場から 市原美穗

小児の緩和ケア医として子どもを診る立場から 多田羅竜平

小児の緩和ケア医として子どもを診る立場から 多田羅竜平

大学病院でがん患者を看護する立場から 梅田恵

大学病院でがん患者を看護する立場から 梅田恵

老年医学を学んだ救命救急医の立場から 岩田充永

老年医学を学んだ救命救急医の立場から 岩田充永

  • 1
  • 2