文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

妊娠・育児・性の悩み

思春期の子どもを持つあなたに

第10部 発達障害(下)子どもがわがままを爆発させても、腫れ物に触るようでは解決しない。両親の言葉と行動で示すべきこと

第10部 発達障害(下)子どもがわがままを爆発させても、腫れ物に触るようでは解決しない。両親の言葉と行動で示すべきこと

 必要なのは迎合ではなく、年齢相応の対応それ以降、両親とも努力を始めたようです。次の診察では、母親は「おはよう」「お帰り」など、日常的なあいさつはきちんとするようにしていることを話しました。さらに、自分の夫に対して、…

つづきを読む

第10部 発達障害(上)母親に「ゲームのアプリのために、クレジットカードをよこせ」と暴れた中3男子。父親が警察を呼んだ後に

第10部 発達障害(上)母親に「ゲームのアプリのために、クレジットカード番号を教えろ」と暴れた中3男子。父親が警察を呼んだ後に

 生まれつき脳の一部に何らかの機能障害があることで発症するが、なぜ機能障害が起こるのかについては、現時点では十分には明らかになっていない。発達障害には、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習…

つづきを読む

第9部 摂食障害(下)自分にマッサージをしてくれる父親に、お菓子を作ってあげる娘。父娘の密着ぶりに母親の心の中は……

第9部 摂食障害(下)自分にマッサージをしてくれる父親に、お菓子を作ってあげる娘。父娘の密着ぶりに母親の心の中は……

 濃密すぎる父娘の関係ある日の診察で、父親がA子さんの家での様子を次のように話しました。A子さんは、時々、父親にアイスクリームやゼリーを手作りしているそうです。そして、それはマッサージをしてもらっていることへの「お…

つづきを読む

第9部 摂食障害(上)「自分を磨くため」のダイエットが「食べることが怖い」に。中3女子の内面に起きたこと

第9部 摂食障害(上)「自分を磨くため」のダイエットが「食べることが怖い」に。中3女子の内面に起きたこと

 一般的に摂食障害というと、「拒食症」や「過食症」によって、日常生活に問題が生じている症状が思い浮かぶ。ただし、体重が正常範囲内であったり、不適切な代償行為(別のことで欲求を満たそうとする行動)の頻度が低かったりと、一般…

つづきを読む

第8部 ADHD(注意欠陥・多動性障害)(下) 祖父の威光の陰で、「いつか自分に返って来るかもしれない」と恐れと罪悪感を抱く

第7部 ADHD(注意欠如・多動症)(下) 祖父の威光の陰で、「いつか自分に返って来るかもしれない」と恐れと罪悪感を抱く

 それまで大きな問題もなく勉強や運動に取り組んできたのに、祖父の敷地内に引っ越ししたことをきっかけに、世代間の境界が混乱し、A君の家族の秩序は壊れ始めました。年齢相応の我慢や努力をせず、幼児的な欲求を通すばかりになって…

つづきを読む

第8部 ADHD(注意欠陥・多動性障害)(上) 父親を「君づけ」で呼ぶ小6男子。2世帯同居から始まった「虎の威を借る」わがままぶり

第7部 ADHD(注意欠陥・多動性障害)(上) 父親を「君づけ」で呼ぶ小6男子。2世帯同居から始まった「虎の威を借る」わがままぶり

 注意欠如・多動性障害(Attention-deficithyperactivitydisorder、ADHD)は、日頃の行動に不注意、多動性、衝動性の三つの症状が多くみられることが特徴。たとえば「忘れ物が多い」「落…

つづきを読む

第7部 ヒステリー(転換性障害)(下)「生まれてこなければよかった」と絶望する娘。母親は「すべて自分が悪い」と……

第7部 ヒステリー(転換性障害)(下)「私はお母さんの失敗作」と絶望する娘。母親は「すべて自分が悪い」と……

 まず、私がガイダンスで提案したのは、「母娘の物理的な距離を年齢相応のものに修正すること」でした。A子さんは、いつも母親と体が触れ合う距離に座っていることを望んでいました。甘えていたかと思えば、些細(ささい)なことで…

つづきを読む

第7部 ヒステリー(転換性障害)(上)原因不明の足の異変、そして不登校。母親には甘えながらも、暴言を吐き、包丁を向ける中2女子

第7部 ヒステリー(転換性障害)(上)原因不明の足の異変、そして不登校。母親には甘えながらも、暴言を吐き、包丁を向ける中2女子

 ヒステリーは身体疾患がないのに、さまざまな葛藤や欲求不満が、身体面の障害(失立失歩、失声など)として表れる。児童期・思春期以降の女性に多く見られるが、男性も発症する。ヒステリーは詐病とは違い、わざと身体症状を起こしてい…

つづきを読む

第6部 ひきこもり(上)1日のほとんどをトイレで過ごす中2男子。「ほかに安心できる場所がない」

第6部 ひきこもり(上) 1日のほとんどをトイレで過ごす中2男子。「ほかに安心できる場所がない」

 厚生労働省の定義によると、「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」と呼ぶ。ひきこもりは様々な要因が背景となって生じる症状の一つであり、…

つづきを読む

1 / 2

カテゴリー一覧