「よみうり回想サロン」記者出前レク

一人ひとりに「あの頃」が戻る~東京・武蔵野で150人参加の「出前レク」

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 読売新聞の記事や動画を題材に、昔を回想してもらうDVD「よみうり回想サロン」の素材などを使った「出前レク」が8月27日、東京都武蔵野市の武蔵野スイングホールで開かれました。市老人クラブ連合会が主催し、75~91歳の約150人が参加しました。

 読売新聞クロスメディア部の山本淳一記者が進行役を務め、昭和30年代から40年代前半までの記事や動画をスクリーンに映し、当時の出来事をクイズ形式で紹介。それに応じて、参加者が当時の思い出を語り合いました。

山本記者の問いかけに思い出を語る参加者(8月27日、武蔵野市の武蔵野スイングホールで)

「可愛かった江利チエミさんの買い物姿」~ご当地ネタになごむ

 懐かしい写真がスクリーンに流れるオープニング。大流行した人形の「ダッコちゃん」の映像に、「あっ」と思わず声をあげる人があちこちにいました。最初のクイズでは、昭和30年頃から人気沸騰の「三人娘は誰でしょう」と、名前とニックネームをたずねました。山本記者が参加者の間を歩きながら、三人娘のうち「江利チエミさんは、武蔵野市と隣り合う三鷹市に約10年間、住んでいました」と話すと、「八百屋さんに買い物に来ていたチエミさんを、よく見かけました。可愛かわいかった」と、懐かしそうに振り返る女性もいて、雰囲気は一気になごみました。

 このほかにも、ご当地ネタが織り込まれ、同市の名誉市民でノーベル賞受賞者の朝永振一郎博士の暮らしぶり、JR吉祥寺駅北口の商店街、井の頭自然文化園のゾウの「はな子」などの話題に思い出話の花を咲かせました。

即席ラーメン「息子はスープにご飯を入れて…」 ご成婚パレード「沿道で見ました」

 生活に密着した話題では、「初めて販売された即席ラーメンは何でしょう」というクイズに、答えとともに多くの声があがりました。「残業のときに上司が配り、それを食べて仕事を続けました」「値段が高くて手が出ませんでした」という男性や、「息子は部活帰りでおなかいていて、ラーメンの麺を食べた後、残ったスープにご飯を入れて食べていました」と、少し照れくさそうに話す女性もいました。

スクリーンに映し出される昔の写真や記事に見入る参加者(8月27日、武蔵野市の武蔵野スイングホールで)

 なかでも、盛り上がったのは、当時の皇太子殿下と美智子さまのご成婚パレードの話題。「会社の人に言われて、新しい制服を着て、パレードを見に行きました。美智子さまは、それはおきれいでした」という女性の話に多くの参加者がうなずいていました。

 また、「当時は学生で、パレードのテレビ中継のため、テレビカメラの脚を支えるアルバイトをしていたので、沿道からよく見えました」と懐かしむ男性の声に応じ、「家でも、ご成婚のパレードを見るためにテレビを買いました。白黒でした」と、元気な声が相次ぎました。

新幹線で新婚旅行~「忘れていた自分自身の思い出を取り戻すよう」

 この日の出前レクは、休憩を挟んで1時間半ほど行われ、クイズは12問出されました。家庭や介護施設、図書館での開催に比べると、多くの参加者となりました。

 終了後、友人3人と参加した70歳代の女性は「東海道新幹線の開業の映像を見て、新幹線で行った新婚旅行を思い出しました。会場の多くの人は、ひとつのニュースについての記憶をたどりながら、忘れていた自分自身の思い出も取り戻し、かみしめていたようです」と話していました。また、80歳代の女性は「昔の生活で忘れかけていたことが、写真や記事がきっかけになって、よみがえったようです。楽しいですね」と話していました。

 読売新聞社は、DVD「よみうり回想サロン・昭和40年代編①」を好評発売中です。「昭和20年代編①」「昭和30年代編①」に続く第3弾です。DVDを使ったベテラン記者の「出前レク」(有料)も受け付けています。問い合わせは、「よみうり回想サロン受付センター」(03・5226・9932)まで。(下のロゴをクリックすると「よみうり回想サロン」ご案内ページに移動します)。

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