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記事糸口に思い出引き出そう~~武蔵野ロータリークラブで回想の効果説明

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小坂次長(奥)の進行で、回想サロンのクイズを楽しむ参加者

 昔の新聞記事や映像を題材に思い出を語り合ってもらうためのDVD「よみうり回想サロン」について、読売新聞医療ネットワーク事務局の小坂剛次長が14日、武蔵野市の東京武蔵野ロータリークラブ(荒井伸吉会長)の会合で説明しました。約30人が参加し、DVDを見ながら回想を体験しました。

 DVDは昭和20年代編、30年代編、40年代編の3作で、それぞれ闇市、皇太子さまご成婚、石油ショックなどのニュースが盛り込まれています。クイズや解説が流れ、記事や映像をきっかけに思い出を話してもらう構成になっています。

 会合では、40年代編が画面に映し出されました。「日本人初のノーベル文学賞に輝いた作家は?」というクイズが出されると、男性が「川端康成」と即答しました。小坂次長が同時代に活躍した武蔵野市ゆかりの人物を尋ねると、会場からノーベル物理学賞を受賞し、武蔵野市名誉市民となった「朝永振一郎」の名前が挙がりました。

ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎に関する過去の記事に見入る参加者

 小坂次長は会合で、作家の五木寛之さんが読売新聞の取材に語った「(人生の後半で)本当に大事な資産は株でもキャッシュでもない。人間の記憶の中にある無尽蔵の思い出ではないか」という言葉を紹介しました。

 そして、家庭や介護施設、図書館で活用が広がるDVDの効果について、①利用者が頑張った時代を思い出し、前向きになれる ②仲間と思い出を共有し信頼関係が生まれる ③好奇心が刺激されて興味の幅が広がる――などと解説しました。

 最後に小坂次長は「新聞記事を糸口に、古きよき時代のたくさんの思い出を記憶の中から引き出してもらい、より豊かな人生につなげていただきたい」と締めくくりました。

   ◇

 DVDや記者がDVDを使って回想を手助けする「出前レク」の問い合わせは受付センター(03・5226・9932)へ(下のロゴをクリックすると「よみうり回想サロン」ご案内ページに移動します)。

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