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全線開通から半世紀、東名の歩み振り返る

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足柄SA付近で開かれた東名高速道路の開通式(中日本高速道路提供)

 今年5月で東名高速道路の全線開通から50周年を迎えるのに合わせ、中日本高速道路(本社・名古屋市)は、道路や沿道の発展の歩みを紹介する企画を始めました。開通式など昔の写真が見られる特設サイトを設けたほか、今後、各地で歴史をひもとくイベントを開きます。レジャーや観光でドライブし、流通が活発化した半世紀を振り返る内容になっています。

経済効果は60兆円、利用台数は3倍に

 東名道は昭和44年(1969年)5月、神奈川・静岡の県境付近の工事が完了し、東京インターチェンジ(IC)―愛知・小牧IC間の約347キロが開通しました。名神高速道路ともつながり、関東と関西の往来にかかる時間も短縮されました。

 40年代、カラーテレビやクーラーと並び、「新・三種の神器」や「3C」の一つとされた車が急速に普及、多くの人が東名道を使って観光地を目指しました。沿道にはトラックターミナルが多く設けられるなどで物流量も増大しました。中日本高速道路はこの半世紀で東名道の利用台数は約3倍に増え、計60兆円の経済波及効果があったという試算を発表しています。

インターチェンジ周辺の昔と今を写真で比較

 特設サイトでは、道路整備や地域経済の発展を巡る歴史を掲載しています。44年に静岡県の足柄サービスエリア(SA)で行われた開通式、47年に中央道と接続した小牧ジャンクションの写真を載せています。東京、静岡などのインターチェンジを44年頃と近年にそれぞれ空撮した写真もあり、沿道が田園風景から市街地へと変わった様子がわかります。

 今年5月16~19日に東京・丸の内の商業施設「KITTE(キッテ)」で開くイベントで同社は、東名道の歴史をパネルで展示する計画です。同月25、26日にも足柄、駿河湾沼津、浜名湖などのSAで同様のイベントを開きます。

 特設サイトのURLはこちらです。イベントの内容も順次伝えていくといいます。

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 中高年に人生を振り返るきっかけにしてもらおうと、読売新聞社は今月18日、過去の記事や映像を収録したDVD「よみうり回想サロン 昭和40年代編」を発売します。このDVDには、東名道の全線開通の話題も盛り込まれており、家族や同僚と車に乗って出かけた思い出を語り合えるようになっています。

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