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被災地、岩手・宮古で回想法…アンケート調査に「懐かしい」「明るくなる」の声

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岩手県内外の約50人を前に講演する野村豊子客員教授(3日、宮古市で)

 岩手県宮古市内で「回想法」に基づく活動を続けるボランティアグループ「もやいの会」で、社会福祉を専門とする日本福祉大の野村豊子客員教授らが6月3日、活動の効果などを調べた研究の成果を報告しました。

 回想法は思い出を振り返り、他人と語り合うことを通じ、認知症防止や人生の活力づくりを目指しています。野村客員教授が岩手県立大教授だった15年ほど前に紹介、同会による活動が始まって、野村客員教授らは来年度までの4年間、研究を行っています。  

 研究の参加者の大半は女性で、70歳代が半数を占めました。アンケートなどによると、ほぼ全員が満足しており、「懐かしい」「楽しい」という反応が多かったといいます。東日本大震災による災害公営住宅暮らしの参加者からは「震災後、知り合いに同会で偶然会えた」「こういう集まりがあると明るくなる」という声が寄せられました。

 野村客員教授は「活動の効果が研究によって明確化した」と語り、同会事務局の舛沢実登子さん(70)は「活動は自分にとっても楽しいので、これからも続けたい」と話していました。

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