認知症を理解し、予防しよう

ソーシャル・ウォーキング、堺・大仙公園で体験会  

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ユニチャーム2 認知症の予防にウォーキングを活用しよう、というイベント「さあ、今からはじめよう! 認知症予防 ライフリー『ソーシャル・ウォーキング』体験会」(主催:ユニ・チャーム、読売新聞社)が15日、堺市の産業振興センターと大仙公園を会場に行われ、70歳代を中心に約50人が参加した=写真=。

 ソーシャル・ウォーキングは、「健康歩行」と「社会参加」を組み合わせることで脳に刺激を与えるという認知症予防プログラムで、ユニ・チャームと東京都健康長寿医療センター研究所が共同で考案した。すでに東京や静岡などでも同様の体験会が開かれている。

 この日のイベントでは、実際に体験するのを前に、ソーシャル・ウォーキング提唱者で同研究所の藤原佳典さん(社会参加と地域保健研究チーム研究部長)が、認知機能の低下を防ぐための取り組みなどについて話した。

 一つは運動習慣(有酸素運動)や食習慣といった生理的予防法で、もう一つは読書などの知的活動習慣や人との会話といった認知的予防法と説明。その上で、「歩くこと」と、「ボランティアや地域活動に参加する」「歴史や自然とふれあう」「友人や家族などとおしゃべりをする」などの社会参加を両立させるものとして、ソーシャル・ウォーキングを取り上げた。

 その中で、高齢者が外出をためらったり、閉じこもったりする一つの要因に「尿もれの心配」を指摘し、尿もれパッドを利用するなど、対応策も紹介。「不安を取り除き、まずは家を出ること。ボランティアをしながら、草花を観察しながら歩くなど、目的を持って人と楽しく関わることが大切。ソーシャル・ウォーキングを続けてほしい」と呼びかけた。

 参加者はその後、複数のグループに分かれて大仙公園へ移動。同公園は、仁徳天皇陵古墳や履中天皇陵古墳などを含む百舌鳥古墳群内にあり、ボランティアガイドによる古墳の解説を聞き、姿勢良く歩く方法も習いながら、両手に持ったポールを地面に突いて歩くノルディック・ウォーキングを楽しんだ。

 思い切って参加してみたという70歳代の男性は「あいにくの雨だったが、限られた時間の中で講義もあり、皆さんと体験もして、参加できてよかった」と話していた。

 

 

 

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