【特集】よみうりヘルスケアフェスタ

Dr.大関のスポーツ医学のセミナー開催

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 ヨミドクターで「スポーツDr.大関のケガを減らして笑顔を増やす」を連載中の整形外科医、大関信武さんのセミナー「守ろう! ジュニアスポーツ選手の『肩・腰・膝・足』」(読売新聞東京本社主催)が10月1日、埼玉県越谷市のレイクタウンで開かれた。「よみうりヘルスケアフェスタIN イオンレイクタウン」のステージイベントのひとつで、2回行われたが、各回とも50人の座席がいっぱいになる関心を集めた。

水泳、サッカー、バレーボール、野球と競技別に解説

ストレッチの方法を実演指導(大関)

 大関さんの連載では、スポーツに伴うケガや障害についての原因や対処法を紹介しているが、セミナーはストレッチの実演も交えた、いわば連載のリアル版。中学3年生の水泳選手の腰痛、サッカーでの膝の痛み、バレーボールでの足首の捻挫、野球のピッチャーの肩の痛みという成長期に起こりがちな四つのケースを取り上げた。

  水泳選手の腰痛は、腰痛分離症という腰の骨の疲労骨折と診断されたケース。スポーツでの障害は、体の特定部位の使い過ぎ、不良な競技フォーム、コンディショニング不足などが原因で起こることが多い。復帰するためには、「運動量の調整やリハビリテーションが必要になる」と大関さんは解説。ストレッチ方法として、腹部や臀部(でんぶ、背中、太ももの筋肉の伸ばし方を実演した。

  サッカーでの膝の痛みについては、成長期に筋肉や(けんの拡大が骨の成長に追いつかず、腱に負荷がかかって痛みが生じる「オスグッド病」を取り上げた。リハビリとして太ももの筋肉の柔軟性を高めるストレッチやスクワットを紹介した。捻挫のライス処置を実演(大関)

 バレーボールで起こりがちな足首の捻挫では、急性期の炎症を抑えるための「RICE(Rest=安静、Icing=冷却、Compression=圧迫、Elevation=挙上)処置」について解説し、実際のやり方を示した=写真=。

  野球での投球は、下半身や体幹のコンディションが悪いと肩や肘に負担がかかることから、肩周辺のストレッチだけではなく、下半身や体幹のストレッチ方法も紹介していた。

鼻血が出たらどこを押さえる?

 各部位の説明の合間には、スポーツのトラブルについてクイズ形式で豆知識を披露した。「鼻血が出た時に鼻のどこを押さえる?」という問いには、「鼻の根元の硬い部位」と「鼻の軟らかい部位」の二択。「硬い部位」に手を挙げた人が多かったが、正解は出血しやすい組織がある「軟らかい部位」。上を向くのではなく、前かがみの姿勢が良いということもアドバイスしていた。

  「歯が抜けたら、歯を何に入れて持参?」という問いの選択肢は、「水道水」「消毒液」「牛乳」「乾かす」の四つ。答えは、牛乳だ。歯の歯根膜(しこんまくという組織をできるだけ傷つけない状態を維持するために適しているとのこと。「突き指」とは何かという問いもあった。骨と骨の間の靱帯(じんたい損傷なので、むやみに引っ張らず、冷やして固定し、医療機関を受診するのが適切な対処法という。  

 大関さんは、自身が運営する「スポーツ医学検定」についても説明した。ケガや障害についての基本的な知識を普及することで、スポーツでの笑顔を増やしていきたいという狙いで今年始めたもの。12月には2回目の試験が行われるため、関心がある人に参加を呼びかけていた。

  熱心に耳を傾けていた草加市の近藤信子さん(55)は、障害者水泳をやっている娘の瑞紀さん(19)と一緒に参加した。「初級障害者スポーツ指導員の資格は持っているのですが、娘が訴える首や足の痛みに対するストレッチ指導も自己流の状態です。話を聞いて、痛みの原因とか対処法がわかってよかった。スポーツ医学検定も受けてみようと思います」と話していた。

※関連リンク

スポーツDr.大関のケガを減らして笑顔を増やす

スポーツ医学検定

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