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医療大全

淋菌性結膜炎(膿漏眼)

淋菌性結膜炎(膿漏眼)

りんきんせいけつまくえん(のうしがん)
Gonococcal conjunctivitis (Gonorrheal ophthalmia)

【初診に適した診療科】
眼科
【どんな病気か】
非常に重症の急性結膜炎で、大量のクリーム状の濃い目やに(眼脂)が特徴的です。新生児と成人に起こります。
【原因は何か】
淋菌の感染が原因です。この菌は、性感染症である淋病を起こす菌です。成人では、淋病をもっている人との性行為により、新生児では淋病をもっている母親からの産道感染により淋菌性結膜炎が起こります。
【症状の現れ方】
成人では、性行為の1~3日後、強い結膜充血、浮腫(むくみ)、眼痛が起こり、大量のクリーム状の濃い眼脂が出ます。新生児では、生後1~3日で両眼性に強い結膜充血、浮腫、眼瞼腫脹(がんけんしゅちょう)が起こり、クリーム状の濃い眼脂が出ます。
 成人でも新生児でも、重症化すれば角膜に孔(あな)があいてしまいます(角膜穿孔:かくまくせんこう)。この場合は、失明の危険さえあります。
【検査と診断】
特徴的なクリーム状の濃い眼脂があれば診断できます。
【治療の方法】
抗菌薬を頻回に点眼し、全身投与を行います。新生児では出産時に予防的に点眼します。
【病気に気づいたらどうする】
早めに専門医の診察を受けてください。

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