依存症
依存症とは、アルコールや覚せい剤の摂取、あるいは快感を伴う行為などを繰り返した結果、刺激や快感を求める欲求が抑えがたくなり、その行為を行わないと体にけいれんなどの異変が現れたり、不快な精神状態に陥ったりする状態。ニコチン(たばこ)、薬物、アルコールなどの物質への依存や、ギャンブル、インターネット閲覧などの行為に対する依存、恋愛などの人間関係に対する依存などがある。拒食や過食に陥る摂食障害は、食への依存と考えられる。治療は、依存の対象を遠ざけることから始まる。アルコール依存症では、飲酒するとすぐに気分が悪くなる抗酒薬を服用する方法もある。肝機能が低下している患者が多く、内科治療を平行して行う必要もある。
【診療科】精神科、内科