文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

コラム

鶴若麻理「看護師のノートから~倫理の扉をひらく」

裸の女性患者たちをベルトコンベヤー式に…病棟の入浴風景に呆然 看護実習生の体験談から学べること

裸の女性患者たちをベルトコンベア式に…病棟の入浴風景に呆然 看護実習生の体験談から学べること

 「寒い、もう帰りたい」と患者が…医療療養病棟での看護実習2日目、女性患者の4人部屋に行ってみると、4人とも上半身の衣服をきておらず、タオルがかけられた状態だった。予想もしなかった光景で、言葉がでてこなかった。呆然(ぼう…

つづきを読む

なぜ胃ろう患者の「朝食」は午前4時なのか…効率求める病棟の「暗黙のルール」を考える

なぜ胃ろう患者の「朝食」は午前4時なのか…効率求める病棟の「暗黙のルール」を考える

 午前4時のモーニングケアある病院の循環器混合病棟の深夜1時。今日も、大きな手術を終えたばかりの患者が複数人いる。心不全で入院の患者は、トイレ介助のため、何度もナースコールを鳴らしている。夜勤の看護師は、日勤で働く看護…

つづきを読む

意識回復は難しい患者 「いつになったら目を覚ますの?」と妻に聞かれ…看護師が直面する試練と葛藤

意識回復は難しい患者 「いつになったら目を覚ますの?」と妻に聞かれ…看護師が直面する試練と葛藤

 はじめまして、鶴若麻理です。聖路加国際大学で生命倫理を教えています。みなさんは、病院などで出会う看護師をどのように見ていますか。やさしい笑顔で対応してくれた、親身になって話を聞いてくれた……など、様々な印象があることで…

つづきを読む

1 / 1

tsuruwaka-mari

鶴若麻理(つるわか・まり)

 聖路加国際大准教授(生命倫理分野)、同大公衆衛生大学院兼任准教授。
 早稲田大人間科学部卒業、同大学院博士課程修了後、同大人間総合研究センター助手、聖路加国際大助教を経て、現職。生命倫理の分野から本人の意向を尊重した保健、医療の選択や決定を実現するための支援や仕組みについて、臨床の人々と協働しながら研究・教育に携わっている。編著書に「看護師の倫理調整力 専門看護師の実践に学ぶ」(日本看護協会出版会)、「臨床のジレンマ30事例を解決に導く 看護管理と倫理の考えかた」(学研メディカル秀潤社)、「ナラティヴでみる看護倫理」(南江堂)がある。

コラム一覧