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コラム

本田秀夫「子どものココロ」

「ぎこちない」「手先が不器用」発達性協調運動症 同じ動きや声を繰り返す「チック症」…こころの問題と関連することも

「ぎこちない」「手先が不器用」な発達性協調運動症 同じ動きや声を繰り返す「チック症」…こころの問題と関連することも

 小学6年生のGさんは、幼児期によく転んでけがをしました。今も、歩いていて机の角に体が当たって物を落としたり、ちゃんと前を見て歩いているのに段差につまずいたりすることがときどきあります。学校生活では、体育の時間が憂うつで…

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「みんなと一緒」の強要は絶対にだめ! 自己肯定感を育んで…自閉スペクトラム症の子

「みんなと一緒」の強要は絶対にだめ! 自己肯定感を育んで…自閉スペクトラム症の子

 自閉スペクトラム症(ASD)の子どもたちへの接し方、育て方、教育方法について紹介します。前回ご紹介したASDの特徴の多くは、他者から見た行動を中心に述べたものです。どんな行動にも必ず、理由となる心の動きがあります。…

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「マイペースで融通が利かない」「耳より『目から』の情報を優先」…自閉スペクトラム症の子に共通する特徴

 Dくん(男児)は、1歳半健診のときに、まだ言葉が1~2個しか出ていませんでした。2歳頃から徐々に言葉は増えたのですが、独り言が多く、他人から話しかけられてもあまり返事をしません。たまに返事をするときは、相手の言葉を「オ…

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物をなくす、努力が続かない…は注意欠如・多動症(ADHD)かも 厳しく叱ると「無気力」「反抗」に

イラスト:高橋まや

 小学2年生男子のBくんは、じっとしていることがとても苦手です。授業中も姿勢が定まらず、椅子を前後に揺らしたりキョロキョロと周りを見たりして落ち着きません。ときどき席から立ちあがり、教室の後ろに歩き出そうとして先生に注意…

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「勉強に集中できない」「授業中にふざける」は限局性学習症(学習障害)の可能性も…早めに気づき、適切な支援を

 Bくんは言葉の遅れもなく、保育園に通っている頃までは生活の中で特に気になることはありませんでした。ただ、他の子どもたちに比べて、文字や数にあまり興味を示しませんでした。小学校に入学した後の個人面談では、担任から「国語…

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「なかなか話さない」「言葉が増えない」…自己流の特訓は悪影響も 早めに検査を

 Aちゃんは、1歳半健診を受診したときはまだ言葉を話さなかったため、発達相談を勧められました。しかし母親は、「言葉は出なくても母親が言っていることはわかっている」と思い、発達相談には行かず様子をみることにしました。でも、…

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本田秀夫(ほんだ・ひでお)
1964年、大阪府豊中市生まれ。精神科医。信州大医学部子どものこころの発達医学教室教授。同学部付属病院子どものこころ診療部長。日本自閉症協会理事。著書に「自閉症スペクトラム」など。

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