文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

コラム

食べること 生きること~歯医者と地域と食支援 五島朋幸

 しっかり栄養を取って元気で過ごすにはお口の健康は不可欠です。高齢化の進展とともに、入れ歯の作り直しなど歯科医療が必要なのに通えない人も増えています。そこで訪問歯科医の登場です。歯の治療にとどまらず、食べて栄養を取る支援まで大切な役割を果たしています。東京・新宿区でこの道20年の歯科医、五島朋幸さんが食べることの意味をお伝えします。

「卵を食べましょう」という指導だけでは不十分……どんな食品をどう調理すれば食べやすいか家族と考えるのが訪問栄養士

 初診の佐藤幸男さん(89、仮名)の家の前で待っていると、ほどなくして管理栄養士の千田さんが自転車で現れました。「先生、ごめんなさい。私の方からお願いしておいて」「大丈夫。僕も今来たところ」「ケアマネさんからお…

つづきを読む

1 / 3

20190205-tgoto-prof200

五島朋幸(ごとう・ともゆき)

歯科医師、ふれあい歯科ごとう代表(東京都新宿区)。日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科臨床准教授。新宿食支援研究会代表。ラジオ番組「ドクターごとうの熱血訪問クリニック」、「ドクターごとうの食べるlabo~たべらぼ~」パーソナリティーを務める。 著書は、「訪問歯科ドクターごとう1 歯医者が家にやって来る!?」(大隅書店)、「口腔ケア○と×」(中央法規出版)、「愛は自転車に乗って 歯医者とスルメと情熱と」(大隅書店)など

コラム一覧