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[医療ルネサンス]白内障<2>手術が認知症防ぐ可能性

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[医療ルネサンス]白内障<2>手術が認知症防ぐ可能性

白内障手術を受けて、再び新聞を読むようになった稲葉さん(茨城県下妻市で)

 「年だからとあきらめていたのに、こんなに見えるようになるとは。毎日、新聞を読めるのがうれしい」

 茨城県下妻市にある、老舗の和菓子屋社長、稲葉豊さん(82)が、2023年10月に白内障の手術を受けた後の暮らしの変化を語る。

 若い頃の視力は両目とも1・5。細かな手作業が求められる季節の上生菓子づくりで不自由はなかった。

 ただ、年齢を重ねるうち、手元が見えにくくなっていった。数年前からは、老眼鏡を使っても新聞が読みにくくなり、夜道の運転も怖くなった。「視界が薄い紙で包まれているような感覚で、ぼんやりとしか見えなかった」という。

 元々は社交的な性格だったのに、外出や人に会うのがおっくうになった。繁忙期が過ぎた夏場は連日、ゴルフに出かけていたのに、ボールの行方が追えなくなり、やめてしまった。

 白内障が分かったのは、なじみの眼鏡店への相談がきっかけだ。「これ以上、度数の強い老眼鏡はありません」として、眼科の受診を勧められた。

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