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長年、夜に足がつる 原因と対処法は?

 81歳の夫が長年、夜に足がつり、苦しんでいます。糖尿病など持病が多く、睡眠時無呼吸症候群でシーパップ(持続陽圧呼吸療法)も使用。脊柱管 狭窄きょうさく は手術で治療しましたが、足のつりは治りません。(79歳女性)

寝る前にマッサージ・水分

出沢 明 出沢明PEDクリニック理事長(川崎市)

 筋肉は脳の指令で伸び縮みしますが、伸び過ぎを防ぐ 筋紡錘きんぼうすい と縮み過ぎを防ぐ 腱紡錘けんぼうすい というセンサーが備わっています。このうち腱紡錘の働きが下がると、筋肉が異常に縮み、けいれん(つり)が起きます。原因の多くは一連の動きを調節するマグネシウムなどのミネラルバランスの乱れです。

 つりやすいのは、筋肉が 萎縮いしゅく しつつある高齢者のほか、疲労物質が蓄積しやすく汗をかくスポーツ選手や労働者など。長時間のつりは腰部脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアのほか、糖尿病で神経が障害された方に起こりやすいです。

 つるのは朝方が多いです。真夏に大汗をかいた人や真冬の乾燥した日は要注意。シーパップで吸い込む空気が乾燥していても起きやすいです。つった場合は、ゆっくりと息を吐きながら筋肉を伸ばします。ふくらはぎがつる「こむらがえり」の場合は膝裏を伸ばし、すねがつった場合は足を爪先の方へ伸ばしてください。

 予防法もあります。〈1〉寝る前につりそうな足のふくらはぎなどをマッサージ〈2〉ぬるま湯で足を温め、筋肉の血流を改善〈3〉コップ1杯の水を飲んで脱水予防〈4〉足を冷やさないようレッグウォーマーや長い靴下を着用――などを心がけます。薬は筋肉を緩める筋 弛緩しかん 薬や漢方の 芍薬甘草湯しゃくやくかんぞうとう などが効果的です。食事はマグネシウムが多い豆類や海藻などを毎日とることが大切です。

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