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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

刺し身盛り合わせにひと手間加えて…ごちそうをお年寄りにも食べやすく

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お刺身ひと手間かけて
お刺身ひと手間かけて

 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 年末年始の家族団らんに、正月でも開いているスーパーで買ってきた刺し身の盛り合わせを出すというご家庭も多いのではないでしょうか。

 刺し身はそのままでも軟らかく食べやすいため、食べる機能が低下した方にも食べてもらうことができます。ただ、そのままでは食べにくい場合にはどうしたらいいでしょうか。

 まずは、刺し身の選び方にポイントがあります。なるべく筋の少ないものを選ぶこと、コリコリした食感のものは避けることです。例えばイカやタコ、貝類、弾力のある白身などはやや食べにくく、逆に、中トロ、カツオ、ホタテ貝柱はたたくと食べやすく、ウニはそのままでも食べられます。

 今回はイカのかわりに、はんぺんを用い、大根のつまのかわりに大根おろしを利用しています。マグロやサーモンは軟らかいため、そのままでも食べることができますが、包丁をいれて、筋を切ったり、半分に切るとより食べやすくなります。食べる方の機能に応じてアレンジしましょう=写真上=。

 これでも食べにくい場合、包丁でより細かくたたくのがいいでしょう。より軟らかく、ほど良いまとまりが出るため食べやすくなります=写真下=。

 この時、ミキサーやハンドブレンダーを使うと、摩擦熱が生じ、刺し身の風味が落ちてしまいます。包丁で筋を切るようにたたくと風味が残ります。食べる方の機能に応じて、たたき具合は調整しましょう。

[作り方]

お刺身ひと手間かけて

(1) 刺し身類は包丁を使ってたたく。はんぺんもたたく。

(2) 水気を切った大根おろしとともに盛り付ける。飾りに大葉やパセリを添えてもいい。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

 

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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