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子どもの健診<4>思春期 心のサポートも

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子どもの健診<4>思春期 心のサポートも

健診後に相談に訪れた子どもと話す土生川さん(右)(和歌山県田辺市で)

 小学校高学年以降の思春期は、進路や人間関係の悩みなどで心身の不調を抱えるケースが多くみられる。現状の学校健診では、心へのアプローチが欠けているため、和歌山県ではそうした子どもを早期に把握し、医療に結びつける研究が続いている。

 県内に住む高校3年の女子生徒(18)は、中学2年の1学期に、質問用紙が配られ、心や体の状況について答えた。後日、学校から手紙が届き、母親(47)が確認すると、医療機関への受診を勧める内容だった。「心と体のバランスが崩れている」と指摘されていた。

 少し前から朝起き上がるのが難しくなっていた。同級生との人間関係がこじれ、「学校に行きたくない」と母親に打ち明けていた。

 国立病院機構・南和歌山医療センター(和歌山県田辺市)に行き、「クラブ活動でもめて、朝から立ちくらみがする」と伝えた。小児科医の 土生川千珠はぶかわちず さんから、ストレスなどが原因となる心身症と、自律神経の不調で頭痛や立ちくらみが起こる「起立性調節障害」と診断された。

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