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料理研究家 枝元なほみさん

一病息災

[枝元なほみさん]間質性肺炎(1)診断に「ああ」と思ったワケ…完治しないと説明されて「死ぬのかな」と不安に

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[枝元なほみさん]間質性肺炎(1)診断に「ああ」と思ったワケ…完治しないと説明されて「死ぬのかな」と不安に

 柔らかな笑顔にゆったりとした語り口。食材の本来の味を生かした家庭料理が人気を集め、料理番組のおなじみの顔になった。子どもたちと料理する場面も多く、「エダモン」の愛称で親しまれてきた。

 大量の料理を作り、写真撮影が終了するまで10時間以上キッチンに立ち続けることも日常茶飯事。体力には自信があった。

 ところが、2019年から、息苦しさを感じるようになった。「息が吸い込めないという感覚で、ちょっと動くとハアッと息をついてしまうの」

 翌年2月に「間質性肺炎」と診断された。「ああ」と思った。その3年ほど前に亡くなった父親も、それ以前に病気で失った弟も、最後は間質性肺炎を患った。

 肺胞の周りの組織「間質」が炎症を起こし、硬くなったり厚くなったりする病気で、肺が十分に空気を吸えなくなってしまう。息切れ、乾いたせきが主な症状だ。

 原因も治療法もはっきりわからない、完治することはまずないと医師から説明を受けた。「死ぬのかなあ、とすごく不安になった」

 ある日、自宅に一人でいて呼吸できなくなり、救急搬送された。「人生初。でもただの過呼吸だった」

 当時の病状では特に積極的な治療は不要とされた。ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、生活は一変した。仕事も外出も減らして暮らしていたが、今年1月、ついにコロナにつかまってしまった。

【写真2枚】できたてのラスクと枝元なほみさん

料理研究家  枝元(えだもと) なほみさん(68)

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