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続・共生のまちづくり<2>障害の有無問わず一緒に

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続・共生のまちづくり<2>障害の有無問わず一緒に

多くの人が集まるなか、武田さん(左)と話す惣万さん(右)(このゆびとーまれで)

 富山市の武田博さん(63)は、脳性まひで、24時間の全介助が必要だ。大腸がんも患った。酒に溺れた時期も、落ち込んだ時期もあった。それでも、20代から一人で暮らす。

 2021年、3か月間入院した。自宅に戻るには切れ目のない介護プランが必要だったが、四つの事業所がフル稼働しても難しい。その時、同市のNPO法人「デイサービスこのゆびとーまれ」の理事長で看護師の 惣万そうまん 佳代子さん(72)が手を挙げた。風呂好きの武田さんは週2回通い、ここでだけ入浴ができる。

 このゆびとーまれは、惣万さんが同僚の西村和美さん(71)らと設立した。富山赤十字病院の退職金を1000万円ずつ出した。住宅街にある木造の民家で、赤ちゃんからお年寄りまで、障害があってもなくても一緒に過ごす。今年7月、30周年を迎えた。

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