文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

医療・健康・介護のニュース・解説

肥満症新薬ウゴービ、太っているだけの「肥満」は対象外…学会「ダイエット目的の薬ではない」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 日本肥満学会は27日、国内で約30年ぶりに承認された肥満症の治療薬「ウゴービ」について、「美容・ 痩身そうしん ・ダイエットなどの目的で用いる薬剤ではない」などとして、適切な使用を呼びかける声明を発表した。

肥満症新薬ウゴービ、太っているだけの「肥満」は対象外…学会「ダイエット目的の薬ではない」

肥満症治療薬「ウゴービ」=ロイター

 ウゴービは3月に厚生労働省に承認され、11月に公的医療保険の対象となることが決まった。開発したのはデンマークの製薬大手ノボノルディスクファーマで、来年2月から使用できる。声明では、太っているだけの「肥満」は投与対象にならないとしたうえで、「肥満症」という病気と診断され、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかの持病があり、肥満度を示すBMI(体格指数)が35以上など、対象となる条件を詳しく説明している。

 この薬と成分が同じ糖尿病治療薬では、ダイエット目的で不適切に使われている問題がある。同学会常務理事の小川渉・神戸大教授は「あくまでも肥満症患者の薬であることを、国民に正しく理解してほしい」と話している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事