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ダイエットや健康のネット情報、東大チーム「検索上位が信用できるとは限らない」

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 東京大の研究チームは、インターネット上で閲覧できるダイエットや健康食品などの情報について、半数超に参考文献がなく、著者が明記されていないなどの問題があるとの調査結果を発表した。チームは「誤った情報で健康上のリスクを招きかねない」と指摘する。

ダイエットや健康のネット情報、東大チーム「検索上位が信用できるとは限らない」

 同大の村上健太郎教授(栄養疫学)などのチームは、「ダイエット 方法」「ビタミン 効果」などキーワード107個について、検索サイト「グーグル」で検索上位30件のウェブサイトを抽出し、無関係なものを除いた計1703件の内容を分析した。主な発信元はメディア、食品企業、医療機関、政府機関などだった。

 そのうち参考文献が一つもなかったのは60%、編者・著者のいずれも明示がなかったのは54%に上った。また、医療機関発の情報の71%、ダイエットなど体重関連の65%に参考文献の明記がなかった。また、全体の58%に広告が付随していた。成果は科学誌「JMIRフォーマティブ・リサーチ」に掲載された。

 東洋大の小笠原盛浩教授(社会情報学)の話「ネット上では、内容の確かさより閲覧数が重視される傾向にある。検索上位が信用できるページとは限らず、複数の情報源を比較することが大切だ」

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