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薬不足、薬局の86%が昨年末より「悪化」…後発薬の22%入手しにくく

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 風邪薬などの医薬品が不足している問題で、9割近い薬局が昨年末と比べ供給状況が悪化していると感じていることが日本薬剤師会の調査でわかった。入手困難なジェネリック医薬品(後発薬)は取り扱う品目の2割に上り、 逼迫ひっぱく 状況が改めて浮き彫りとなった。

薬不足、薬局の86%が昨年末より「悪化」…後発薬の22%入手しにくく

 調査は10月16~31日、全国の薬局663店舗を対象に書面で実施。646店舗から回答を得た(回答率97・4%)。

 取り扱う医薬品の供給状況が昨年末と比べ、「かなり悪化している」と答えたのは28・3%、「悪化している」が57・7%となり、計86・0%が「悪化した」との認識を示した。「改善されてきている」は11・5%にとどまった。

 入手しにくい医薬品は後発薬が平均129品目(22%)、先発薬が平均108品目(14%)となった。薬の種類は、たんを切る薬やせき止め、解熱鎮痛薬、抗菌薬など幅広い範囲に及んでいる。

 日本薬剤師会の森昌平・副会長は「各薬局では別メーカーの後発薬や先発薬に切り替えるなどの対応をしている。どの薬が供給不足なのかという情報をもっと透明化してほしい」と話す。

 2020年以降、後発薬メーカーによる品質不正問題をきっかけに薬の生産量が減少し、供給不足が深刻化している。

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