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麻酔なしで帝王切開など「想像を絶する中で出産」、WHOが戦闘休止要求…イスラエル「人質いる限り余地なし」

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 【ニューヨーク=金子靖志】国連総会は17日、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの交戦が続くパレスチナ自治区ガザ情勢に関する会合を開いた。世界保健機関(WHO)などの国連機関代表者らは、安全保障理事会の決議に基づき人道目的の戦闘休止を求めた。イスラエルは、ガザに人質がいる限り「戦闘休止の余地はない」と反論した。

麻酔なしで帝王切開など「想像を絶する中で出産」、WHOが戦闘休止要求…イスラエル「人質いる限り余地なし」

17日、イスラエル軍の攻撃を受けたガザ南部ラファで生存者を捜す人々=AP

 オンラインで出席したWHOのテドロス・アダノム事務局長は、イスラエルの爆撃などで「ガザの病院36か所のうち、機能しているのは10か所まで減った」と指摘し、がん患者など10万人以上が「治療の中断によって危険にさらされている」と強調した。毎日約200人の女性が、麻酔なしで帝王切開を行うなど「想像を絶する中で出産が行われている」とも述べた。

 フォルカー・テュルク国連人権高等弁務官は、安保理で15日に採択された戦闘の「休止」を求める決議に触れ、「国際社会の要求を直ちに実行すべきだ」とイスラエルに求めた。これに対し、イスラエルの代表者は「ガザの苦しみはハマスがイスラエルに宣戦布告した結果だ。ハマスの脅威を排除するまで軍事活動を続ける」と改めて強調した。

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