文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

医療・健康・介護のニュース・解説

池田大作氏が死去、公明党を創設し政界に影響力…独自の民間外交で国連平和賞受賞

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 創価学会名誉会長の池田大作(いけだ・だいさく)氏が15日、老衰のため、東京都内の自宅で死去した。95歳だった。創価学会を日本最大規模の宗教団体に育て上げた最高指導者で、学会を支持母体とする公明党の創設を通じて政界にも大きな影響力を誇った。

池田大作氏が死去、公明党を創設し政界に影響力…独自の民間外交で国連平和賞受賞

創価学会の池田大作名誉会長(中央)と会談に臨む、ミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領夫妻(1992年4月、東京都内のホテルで)=時事

 創価学会が18日発表した。葬儀は家族葬で行った。お別れの会を後日開催する。

 1928年、東京都生まれ。47年に創価学会に入会し、60年に第3代会長に就任した。学会によると、会長就任時に140万世帯だった国内会員は800万世帯超にまで拡大した。

 64年、公明党を創設し、政治にも積極的に関与した。学会に批判的な書籍の出版を阻止しようとした「言論出版妨害事件」を機に政教分離を巡る批判が起きると、70年に人事面などで公明党との関係を断つことを宣言。だが、公明党の党勢拡大や政権入りを背景に、その後も政界への影響力を保った。

 海外布教と国際交流にも力を注いだ。75年、創価学会インタナショナル(SGI)を設立し、自ら会長に就いた。中国の周恩来首相やソ連のゴルバチョフ大統領ら世界各国の要人と会談し、独自の民間外交を展開。83年に国連平和賞を受賞した。海外会員は、世界192か国・地域で280万人になった。

id=20231118-249-OYT1I50102,rev=5,headline=false,link=false,float=left,lineFeed=true

83年に国連平和賞を受賞し、平和メダルを手にする池田大作・創価学会名誉会長(1983年)

id=20231118-249-OYT1I50101,rev=5,headline=false,link=false,float=left,lineFeed=true

創価学会の総務会を終え、記者会見する(中央左右に)池田大作前会長と北条浩新会長(1979年4月)

 79年に名誉会長に就いた後も実権を握り続けたが、近年は表舞台に姿を見せていなかった。会員の高齢化で組織力が低下する中、カリスマ的存在だった池田氏の死去は今後、学会の運営に影響を与える可能性もある。

 岸田首相は18日、「平和や文化、教育の推進に尽力し、歴史に大きな足跡を残した」との追悼メッセージをX(旧ツイッター)に書き込んだ。創価学会の原田稔会長は、「突然の 訃報ふほう を伺い、深い悲しみをおさえることが出来ない」などとする談話を発表した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事