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医療相談室

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あごの関節にずれ 物をかむのがつらい…入れ歯を使えば改善する?

 物をかむのがつらく、顎がだるかったり痛かったりします。受診した 口腔こうくう 外科医から奥歯が上下ないため、関節がずれていると言われ、入れ歯を作成中です。入れ歯を使うと、こうした症状は治りますか。(74歳女性)

入れ歯で補正 適切な治療

鵜澤 一弘 千葉大学口腔科学教授(千葉市)

 思うようにかむことができないとのこと、お食事が楽しめないとつらいですね。口を開けるときに、顎が痛くて動かしにくい、音がする、開ききらないといった症状があるのは がく 関節症の可能性があります。

 顎関節症は、顎の関節がうまく機能しない状態を指します。歯ぎしりや食いしばり、かみ合わせの調子の悪さ、悪い姿勢、うつ伏せ寝、長時間のかみ続けなど、様々な条件が積み重なり、限界を超えた時に発症すると考えられています。おおまかな傾向として、女性に多く、40代までに発症しやすいと言われています。

 治療は、生活習慣の見直しや適切な姿勢の保持、理学療法、薬物治療、口腔内装置(マウスピース)の使用、時には手術も行われます。

 治療後は、かむ力の回復のために、歯科治療を行うことが重要です。今回の相談者の場合は、新しい入れ歯によって、より良いかみ合わせを作ってもらうことになります。

 少ししか食べられないとか、やわらかいものしか食べられない状態が続くと、顎を動かす筋肉機能の低下に伴う口腔機能の衰え(口の虚弱=オーラルフレイル)を招きます。ひいては、心身に悪影響を及ぼす可能性もあります。この点でも、入れ歯によって正しいかみ合わせを再構築することは適切と考えます。

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