社会
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ホームから転落した視覚障害者、列車と線路の隙間でけがなし…転落防止ドア未設置
5日午前8時25分頃、京都市東山区の京阪電鉄七条駅構内で、線路内に女性が倒れているのを、淀屋橋駅発出町柳行き特急列車の運転士が見つけ、非常ブレーキをかけた。女性は列車の下に入り込んだが、線路との間の隙間に挟まり、大きなけがはなかった。

東山署などによると、女性は府内に住む30歳代の視覚障害者。同駅には点字ブロックなどはあったが、転落防止ドアが設置されておらず、ホームの端の位置がわからず転落したらしい。
乗客・乗員にけがはなかった。京阪電鉄によると、この事故で30本が運休、141本が最大約70分遅れ、約8万人に影響が出た。
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