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「サブスク」シニアはどのようなサービスを使っている?…「終活」の一環と考える人も

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 洋服や車など日常生活や趣味に必要なものを、購入せずに定額で利用できるサービスが広がっています。「家に物をため込みたくない」「支出を一定に抑えたい」――。そんなシニアのニーズに応えながら、暮らしに彩りを添えてくれるようです。(長原和磨、石井千絵)

手軽におしゃれ 高齢層に人気

サブスク…服や車 定額で利用

スタイリストが選んだ洋服が利用者の元に届く(東京都港区の「エアークローゼット」で)

 「プロが選んだ服を何着も着られる。家に服がたまらないのもいい」

 愛知県豊田市のパート女性(60)は2年前から、女性向けの洋服の定額レンタルサービスを利用し、おしゃれを楽しんでいる。月額1万800円(税込み)で、上下の組み合わせを含む3着がセットで自宅に届く仕組みだ。

 事前にウェブサイトから身長などを登録すると、体形や好みに合うように、スタイリストがスカートやブラウスなどを選んでくれる。百貨店に入る店舗などのブランド品で、新品なら計3万円ほどするという。返送料(税込み330円)は自己負担になるが、いつでも何度でも交換することができる。

 自身では手にしないようなデザインの洋服が送られてくる場合もある。洋服にかける年間の支出は、購入していた頃とほぼ同じだというが、「友人から『いつもと雰囲気が違うね』と言ってもらえる喜びがあるので、お得だと思う」と話す。

 レンタルなので自宅に服がかさばらず、クリーニングが不要なのもメリットだ。2人の娘が独立し、夫(60)と暮らす女性は「終活」の一環で、衣類などの不用品の処分を始めており、「着なくなった洋服を捨てる手間も省ける」と語る。

 2015年2月にサービスの提供を始めた「エアークローゼット」(東京)によると、会員は現在、3万3000人を超える。中心は20~40歳代だが、「高齢層にも手軽さが受け入れられつつある」(広報担当者)という。

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