コメディアン 萩本欽一さん
一病息災
[萩本欽一さん]脳梗塞(4)治療の翌日に「お尻がまだしびれている」と言ったら…医師はなんて答えた?
2022年7月20日、自身のユーチューブ番組で、脳 梗塞 になったことを告白した。倒れてからわずか1週間後の報告だった。
「欽ちゃん、退院おめでとう、寂しかったよ」「早く受診してよかった」「欽ちゃんのお笑いにはいつも日本中がしびれてるヨ」
突然の話に、ファンは驚いたはずなのに、配信中、温かい励ましのメッセージを次々と届けてくれた。
深刻なままで終わらせないのが欽ちゃん流だ。
「しびれは、治療の次の日にはとれたよ。でも、お尻がまだしびれている、と先生に言ったの。そしたら、それ、脳梗塞のせいじゃないよ。座り方が悪いだけだよと言われたよ」と笑いを交えて明るくまとめた。
ユーチューブの配信を始めたのは21年7月。その年の2月、唯一残っていたレギュラー番組の仮装大賞の降板を宣言したのがきっかけだ。「ユーチューブなんてやる気はなかった。でも、テレビをやめて本当に何もしなかったら、ぼけると思ってさ」
今年1月、ファンからの提案で、配信する番組のタイトルを「欽ちゃん、80歳の挑戦!」から「欽ちゃん、80歳のぼちぼち」に変更した。
今は、ファンの気持ちをこう受け止めている。「無理をしないでという意味だと思う。これまで欽ちゃんの番組をみてくれてありがとう。そのお返しに、ゆっくりぼちぼち行こうと思っています」
◇
コメディアン 萩本欽一 さん(82)
【関連記事】