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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

イワシ缶でつみれ汁…ポリ袋に入れて、もむだけで本格和食

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新イワシ缶でつみれ汁

 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 前回に引き続き、缶詰を使ったアレンジレシピの紹介です。

 缶詰のイワシは身も骨も軟らかく加工されていますが、人によっては、かんでいるうちに魚の肉の繊維だけが残ってしまい、食べにくい場合もあります。

 また、かむ力があっても、口の中で食べ物をうまくまとめることができないため、のみ込みにくい、むせてしまうということもあります。

 そういう方のために、今回のレシピはおすすめです。

 缶詰のイワシはポリ袋に入れてよくつぶすと、すり鉢などを使わなくてもペースト状になり、そこに片栗粉とマヨネーズのつなぎを加えることで軟らかな団子状にまとまります。一度、下ゆですることで、つみれ汁が澄んだままの状態に仕上げられます。

 さらに、のみこみやすくするには、すまし汁や煮物の汁にとろみをつけることをおすすめします。

 手間のかかるイメージのあるつみれ汁ですが、缶詰を利用することで台所もあまり汚さず、手軽に調理できるため、普段の私たちの食事にも利用できます。その時は刻んだネギや大葉を入れてもいいですね。汁物にせず、カボチャやナスと炊き合わせなどのアレンジも可能です。ぜひお試しください。

[作り方]

イワシ缶でつみれ汁

(1) イワシ缶は、缶汁を軽く切ってポリ袋に入れる。おろしショウガを加えて滑らかになるように、よくもむ。滑らかになったら片栗粉とマヨネーズを加えて、さらに滑らかになるようにもむ。

(2) スプーンなどを使い、(1)を一口大程度に丸めて、沸騰した湯の中に入れ、中火で浮いてくるまでゆでて取り出しておく。

(3) 鍋にめんつゆと水600ccを入れ、(2)のつみれを入れて温める。ネギをトッピングして出来上がり。

(ネギは飾りです、食べる機能に応じて外しましょう)

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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