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マダニ感染症<5>刺されない対策を徹底

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◇Q&A

札幌市医務・健康衛生担当局長 西條政幸さん

マダニ感染症<5>刺されない対策を徹底

さいじょう・まさゆき 1987年、旭川医大医学部卒。同大病院小児科などを経て、97年から国立感染症研究所ウイルス第1部。同部長を務めた後、2021年から札幌市に勤務、23年から現職

 マダニが媒介する感染症について、国立感染症研究所で長年、調査や研究に携わってきた札幌市医務・健康衛生担当局長の西條政幸さんに聞いた。

 ――マダニの特徴は。

 「成虫の全長は3~8ミリで、吸血すると2センチほどになります。室内にいるイエダニとは違う種類で、山間部に生息し、イノシシやシカ、アライグマなど野生動物に寄生します」

 ――感染ルートは。

 「野生動物と同じように、ウイルスや細菌などを持つマダニに刺されて感染します。病原体を保有するマダニは多くても数%とみられますが、マダニや野生動物が暮らす森林やその近くで活動する人は、注意が必要です。春から秋はマダニが活発になるため感染のリスクが高まります」

 「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、ウイルスを持つ猫や犬にかまれるなどして感染した例もあります。高熱や 倦怠けんたい 感、意識障害や出血などの症状が出ます。元々、西日本を中心に患者が多く見られましたが、最近は、東日本でも確認されています」

 ――SFTSの治療は。

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