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マダニ感染症<4>ライム病 登山で感染

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マダニ感染症<4>ライム病 登山で感染

ライム病患者の背中。刺し口の赤みが徐々に広がっていく=橋本さん提供

 マダニが媒介する感染症には、北海道や長野県など寒冷地や高地に多くみられる病気がある。その一つが「ライム病」だ。国立感染症研究所には2022年、14人の患者が報告された。病原体となる細菌「ボレリア菌」を保有するマダニに刺されてから発症するまで数日から数週間と個人差がある。

 北海道に住むA子さん(67)は17年6月、登山でライム病に感染した。気心の知れた仲間たちと、気になる草花を見つけては立ち止まり、おしゃべりをする。そんなゆったりした山歩きだった。登山中は肌の露出を控えるなどマダニに刺されないように細心の注意を払っていた。

 だが、帰宅後、背中にふと違和感を覚えた。家族に確かめてもらうと、右側に何かに刺された痕が見つかった。

 仲間から、細菌を持つマダニはごく一部と聞いていた。「刺されても、必ず感染するわけではない。平気だろう」とも思ったが、念のため知り合いの医師に相談し、ライム病と診断された。

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