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マダニ感染症<2>ペット介して発症も

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リン太郎は今、原永さんによくなついているという=原永さん提供

 マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染ルートは、マダニに直接刺されるだけではない。マダニからSFTSウイルスに感染した猫や犬にかまれたり、尿や唾液に触れたりして発症した人もいる。

 島根県益田市の原永良一さん(76)もその一人だ。2019年5月、自宅近くで保護した子猫を、去勢手術のため連れて行った動物病院の待合室での出来事だった。飼い主に連れられて入ってきた犬を見て興奮し、暴れ出した子猫を落ち着かせようと、ケージに手を入れてなでていた時に、突然かまれたという。

 原永さんは、数日後に発熱した。熱は40度を超えた。のどが痛み、水を飲むのもつらい。1週間たっても改善せず、意識障害もみられたため、地元の病院から100キロ近く離れた山口県立総合医療センター(山口県防府市)に救急搬送された。

 内出血がひどく、3回も輸血をした。入院から約2週間、意識が回復して自分の体をみると、内出血の痕となる黒いアザが全身に広がっていた。

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