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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

イワシ缶で麻婆豆腐風…ひと手間で缶詰が本格料理に

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介護食「イワシ缶でマーボー豆腐風」

 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 どこの家庭にも魚の缶詰が一つくらいはあるのではないでしょうか。特に高齢者世帯では数種類の缶詰を常備していることも少なくありません。私が訪問するご家庭でも、様々な種類の缶詰を常備していることがあります。その理由を聞くと、「新型コロナで買い物に行けなくなった経験から備えている」などの答えが返ってきます。

 さらに、「体調に変化があって、生の魚を購入しても、調理できないこともある」「魚は後片付けが大変だから缶詰が便利」など、高齢者ならではの理由もあります。

 おいしく調理してあり、骨まで軟らかくなっている缶詰は便利ですよね。最近のプルトップは以前に比べると大幅に開けやすくなっており、力のない方でも開けることができます。

 ただ、缶詰もそのままでは飽きがくる場合もあります。ひと手間加える工夫をすることで、負担にならずに別の料理に変身させることができます。

 今回はイワシのみそ煮缶に、豆腐と少しの調味料を加えて 麻婆(マーボー) 豆腐を作ります。

 ポイントは缶の汁ごと入れること。そのまま食べてもおいしいうまみがたっぷりのイワシ缶とまろやかな味わいの豆腐がよく合います。辛さはお好みで調節してください。商品によって味が多少異なるので、みそや砂糖は味を見ながら加えて調整しましょう。

[作り方]

介護食「イワシ缶でマーボー豆腐風」

(1) イワシの缶詰は身と汁にわけ、身は食べやすい大きさに切る。豆腐は1.5cm程度の角切りにする。

(2) フライパンに油とニンニク、ショウガを入れ、弱火にかけて香りが出たら(1)のイワシと豆腐、水、缶詰の汁、ケチャップを入れ、砂糖とみそは半量を入れて調味し、味を確認しながら足していく。

(3) 味が調ったらいったん火を止め、水溶き片栗粉を加えて優しくかき混ぜ、再度火にかけてとろみをつける。ゴマ油を加えてひと混ぜして、火を止める。飾りにグリーンピースをちらす。好みに応じて一味唐辛子を。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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