ニュース
医療・健康・介護のニュース・解説
「遥かなる愛」カイヤ・サーリアホさん死去…洗練された響きと多彩な音色を変化させる作風
フィンランドを代表する世界的作曲家、カイヤ・サーリアホさんが2日、パリの自宅で死去した。70歳だった。家族がSNSで明らかにした。2年ほど前から
ヘルシンキ生まれ。同地のシベリウス音楽院を卒業後、ドイツとフランスで学んだ。コンピューターを使って洗練された響きと多彩な音色を変化させる斬新な作風で、1980年代から国際的な注目を集めた。小品からオペラまで数多くの作品を手がけ、代表作に2000年初演のオペラ「
15年に武満徹作曲賞の審査員として来日。21年に能を題材にしたオペラ「Only the Sound Remains ―余韻―」の日本初演に立ち会ったのが最後の来日となった。
【関連記事】