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感染症

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「肺炎球菌」3回目接種は

 前立腺がんの陽子線治療を受けたばかり。3回目の肺炎球菌ワクチン接種を受けるべきか迷っています。2回でよいという意見も聞いたからです。コロナワクチンは5回目を予約、インフルエンザワクチンも打ちました。(79歳男性)

結合型ワクチンもお勧め

岩田 敏 国立がん研究センター中央病院感染症部前部長(東京都中央区)

 肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎や菌血症などの感染症を予防するためのワクチンです。こうした症状を起こすリスクは、高齢者やがんなどの基礎疾患を持つ人で高くなるので、質問者が接種したのはとてもよいことです。

 日本では65歳以上の方に定期接種として1回の接種が公費負担で行われています。定期接種に現在使われているワクチン(多糖体ワクチン)の効果は5年以上たつと下がってくるので、5年以上の間隔での再接種が勧められています。

 すでに2回の接種を受けたとのことですが、接種したのは多糖体ワクチンだと推察しますので、2回目の接種から5年以上たっていれば、3回目の接種は可能です。副反応として、接種部位の腫れや痛みが多くみられ、再接種の時の方がより強い反応がみられる傾向があります。

 肺炎球菌ワクチンには、多糖体ワクチン以外に結合型ワクチンという種類があり、両者を組み合わせて接種することで、より強い免疫が得られることが分かっています。過去2回が多糖体ワクチンだったら3回目は結合型ワクチンの接種を考えてもよいと思います。かかりつけの医師に相談してください。

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