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寝起きが良くない子ども 睡眠はどうすれば改善する?

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寝起きが良くない子ども 睡眠はどうすれば改善する?

   うちの子、朝の寝起きが良くないんだよね。

  ヨミドック  睡眠が十分にとれていないのかもしれません。子どもが寝付くまでに30分以上かかる場合や、昼間に居眠りやイライラした様子が見られる場合は、睡眠に問題がある可能性があります。

   睡眠が大切なのか。

   健康に影響します。睡眠中は成長ホルモンの分泌により、骨や筋肉の成長や体の疲労回復を促します。記憶を整理するのも睡眠の役割です。睡眠時間が短い子は長い子と比べ、心身の不調を感じる傾向が強いとする研究があります。

   子どもの睡眠時間ってどのくらい必要なの?

   最低でも3歳以上で10時間、小学生で9時間、中学生で8時間というのが一つの目安です。ただ、個人差があり、明確な基準はありません。2週間ほど、子どもを夜は同じ時間帯に眠らせ、朝、自然に目覚めた時刻を記録して、必要な睡眠時間を確かめる方法を勧める医師もいます。

   睡眠を改善するには?

寝起きが良くない子ども 睡眠はどうすれば改善する?

   1日24時間のリズムを、睡眠を中心にして整えることが大切です。幼児の場合は、早い時間から親が部屋を暗くしてしっかりと寝かせます。小学生以降では、親子で起きる時刻を決めた上で、必要な睡眠時間から就寝する時刻を計算するとよいでしょう。

 朝は太陽の光を浴びて、朝食をとることで体内時計をリセットできます。子どもに「早起きしたら、朝に好きなことをしていいよ」と言うのも手です。十分な睡眠をとると脳はすっきりしているので、朝の勉強もお勧めです。

   食事などは関係ある?

   眠りを誘うホルモン「メラトニン」の生成につながるたんぱく質を食生活に取り入れましょう。寝る直前の食事は胃腸に負担がかかり、寝付きを悪くするので、夕食は早い時間にすませます。寝る前に小腹がすいたらスープなどを飲むといいですよ。

   病院を受診したほうがいい場合はあるのかな。

   睡眠の問題には、睡眠時無呼吸症候群や過眠症、発達障害などが関わっていることもあります。発達障害の子どもに対しては、睡眠を促すメラトニンの薬を処方できるようになりました。家庭で生活リズムの改善をしてもうまくいかない場合は、医師に相談してみてください。

 (草竹敦紀/取材協力=成田奈緒子・文教大教授、松澤重行・新都心こどもクリニック院長)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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