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「カラコン」をつけると目の痛みが消える? 「バンデージ効果」にだまされない…空気が乾燥する冬場に気をつけたいこと

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症状が進行すると失明することも

「カラコン」をつけると目の痛みが消える? 「バンデージ効果」にだまされてはいけない…目のトラブルが生じやすい冬場に気をつけたいこと

 カラコンが原因で起きる目の障害は、(1)角膜に傷ができる(2)結膜にアレルギー反応が起こる(3)角膜への酸素が足りなくなる――の三つに大別されます。

 角膜に傷ができれば、そこから細菌などが入り、「感染性角膜炎」になります。放置すると、黒目の部分が白くなったり視力が低下したりします。傷が深部に及ぶ「角膜潰瘍」になると、失明することもあります。

 一方、レンズ外側の表面に色素が出ていると、まぶたの裏側の結膜がこすれ、色素によるアレルギー症状が出やすくなります。炎症が起こり、かゆみが出たりぶつぶつができたりします。

 コンタクトレンズを長時間つけ続けていると、角膜に届く酸素の量が少なくなります。カラコンの場合、酸素を通しにくい素材が使われていたり、ずれないようにレンズのカーブがきつく作られていたりするものもあります。角膜に届く酸素の量が減ると、角膜に細い血管が出てきたり、むくんだりします。

レンズの両面を20回以上

 カラコンによる目の障害を減らすにはどうすればよいでしょうか。重安さんは「カラーコンタクトレンズは、8~12時間程度つけたら外すようにしてほしい」と指摘します。

 年末年始は、クリスマスや正月など、楽しいイベントが続きます。この時期は、コンタクトレンズを夜通しつけっぱなしにしてしまったり、つけたまま寝てしまったりする人が増えると言い、注意が必要です。

〈コンタクトレンズを使う際の注意点〉

  • 1日使い捨てのタイプは、1日使ったら必ず捨て、それ以外のタイプも使用期限を守る。
  • 1日使い捨てタイプ以外は、使ったらレンズを洗浄する。両面をそれぞれ20回以上、専用の薬剤でこすり洗いをする。
  • ケースは毎回、流水でよく洗い、しっかり乾かす。ぬれたままで使用すると、水道水などにいることがあるアメーバの一種「アカントアメーバ」がレンズに付着し、「アカントアメーバ角膜炎」になるリスクが高まる。ケースは、1か月程度使ったら必ず新しいものに交換する。

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