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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

低栄養やサルコペニアになりがちな高齢者 手軽にたんぱく質を取るには…レトルト牛丼の具で「芋煮」をアレンジ 

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レトルト牛丼の具で作る芋煮

 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 皆さんは芋煮というとどんな料理を想像しますか。私の住む東北では、芋煮といえばサトイモと肉を使った鍋料理を指すことが多く、その芋煮を河原で作って食べる芋煮会は東北の秋の風物詩です。

 今回は、その芋煮をレトルト牛丼の具と冷凍食品のサトイモを使って簡単に作ってみましょう。

 牛丼に限らずレトルトパウチの丼の具は、皆さんのご家庭でも、災害時の非常食などとして買い置きをしていることも多いのではないでしょうか。体調不良や、天気が悪くて買い物に行けないときにも利用できるので、私が訪問する高齢者の家庭でも常備していることが多いです。

 高齢者の低栄養やサルコペニア(加齢による筋肉減少)を予防するには、エネルギーとたんぱく質をしっかりとることです。今回、使用する牛丼の具は、エネルギーも高く、たんぱく質も含まれています。材料も軟らかくなっており、かむ力が弱くなり、肉が食べにくくなった方にも食べやすいという利点があります。

 このレシピのように、レトルト牛丼の具を他の野菜などの材料とまぜることで、メニューのバリエーションが広がり、日々の食卓にうるおいが出てくるのではないでしょうか。

[作り方]

レトルト牛丼の具で作る芋煮

(1) 小鍋に(A)の材料を入れ、沸騰したら凍ったままの冷凍サトイモを入れる。落としぶたをし、弱い沸騰が続く程度の火加減にして、軟らかくなるまで5~10分煮る。

(2) サトイモが軟らかくなったらレトルト牛丼の具を入れて味をみる。味が薄いようなら砂糖としょうゆ(分量外)を少量加えて味を調える。トッピングに冷凍のグリーンピースなどをのせてできあがり。

※レトルト牛丼はメーカーによって味が異なるので調味の際に加減しましょう。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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