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石蔵文信の「男と女の楽しい更年期!」

医療・健康・介護のコラム

子育ては、医師の仕事よりも大変…「夫源病」がドラマ化され、改めて考えたこと

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 私が2011年に出版した「夫源病」に関する書籍は、かなり話題となりました。当時は、男性更年期外来にやってくる男性の妻の多くが、何年も更年期障害に悩まされていました。

 男性の治療をして夫婦で面談すると、妻の更年期障害が「あっという間」に改善するのです。真面目だが細かいことにうるさい夫が、「上から目線」の態度を改めたことや、妻が嫌なことを我慢せずに夫に話すようになったためです。

 医学的な論文にしたかったのですが、「夫からのストレス」が数値化できないために、一般書として出版しました。

「定年オヤジ改造計画」

子育ては、医師の仕事よりも大変…「夫源病」がドラマ化され、改めて考えたこと

 少し前、NHKを見ていると、突然「夫源病」という言葉が聞こえてきました。「定年オヤジ改造計画」というドラマの告知でした。垣谷美雨さんが2018年に出版された本が原作だそうです。

 定年オヤジ(庄司常雄)は、私と同年代の郷ひろみさんが演じています。あの若々しい郷さんが、定年オヤジを演じることには少し違和感がありましたが、結構はまっていたようです。その妻(庄司十志子)は伊藤蘭さんが演じていました。

 ドラマは、夫が定年退職になった途端に家で上司のように振る舞い、妻が体調を崩して「夫源病」になったという設定です。それだけではなく長男の孫の世話まで押し付けられ、定年オヤジはあたふたします。

 私はドラマを楽しみにしていたのですが、放送の日にちを間違えてしまい、結局どのような結末だったのか分かりませんでした。ただ、何か自分の定年後の姿を再現されているようで少し驚きました。

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石蔵文信(いしくら・ふみのぶ)

 内科・循環器・性機能専門医。大阪大学人間科学研究科未来共創センター招へい教授。大阪市内と都内で男性更年期外来を担当。主な著書に『夫源病』(大阪大学出版会)、『男のええ加減料理』(講談社)、『なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略』(幻冬舎新書)など。自転車による発電に取り組む「日本原始力発電所協会」代表を務め、男性向けの「ええかげん料理」の教室を各地で開くほか、孫育てに疲れた高齢者がネットで集う「孫育のグチ帳」を開設するなど多彩な活動をしている。ホームページは「男性更年期 夫源病 石蔵文信

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