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松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」

[ きょうの健康レシピ ]

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切り干し大根入りコロッケサンド…子どもに人気のパンレシピ

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切り干しダイコン入りコロッケサンド

 小学校栄養士の松丸奨です。今日は人気のパンレシピ「切り干し大根入りコロッケサンド」のご紹介です。

 なぜ、コロッケに切り干し大根を入れるの?とお思いでしょう。実は子どもが好きなカレーやハンバーグなどの味の強い料理に、どちらかというと好まれない健康的な食材をひそませるのは「給食あるある」なのです。

 切り干し大根は、大根を乾燥させることで、味も栄養価も凝縮しています。おなかの調子を整える食物繊維、血液や骨に役立つ鉄、カルシウムなどが豊富なのです。

 コロッケダネには、少しの塩を振るだけ。給食では塩分制限があるので、ここで塩を使うよりも、衣にソースをかける方を重視しています。衣の外にソースをつけると、少量でもダイレクトに口に入るので、塩気を感じやすいのです。

 コロッケサンドをおいしくするポイントは、揚げたてをパンにはさみ、ソースをかけたら、ラップで包んでなじませることです。コロッケの熱がパンをしっとりさせ、味に一体感が生まれます。ピクニックに持っていってもよいですね。日々の食事や休日のおでかけでも、ぜひ手作りコロッケサンドを味わってみてください。

[作り方]

(1) ジャガイモは乱切りにしてから耐熱容器に入れ、ラップをして500Wで8分ほど加熱して軟らかくしておく。切り干し大根は水で戻し、ニンジンと一緒にミキサーでみじん切りにする。

(2) ボウルにジャガイモを入れ、マッシャーで丁寧につぶす。ニンジンと切り干し大根を入れ、塩も振って混ぜておく。パンの形に合わせて成形する。

(3) 衣付けは、小麦粉→溶き卵→パン粉の順で行い、180度に加熱した油できつね色になるまで揚げる。

(4) パンに千切りキャベツ、コロッケをはさみ、ソースをかけてラップに包んで完成。

写真でも

(レシピ作成 栄養士 松丸奨)

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matsumaru-susumu_prof

松丸奨(まつまる すすむ)

 管理栄養士 栄養教諭 フードコーディネーター

 1983年千葉県生まれ。専門学校卒業後、栄養士として千葉県内の市立病院に勤務。2009年より小学校で勤務。給食の献立作成や調理指導、食育の授業などを行っている。2013年には、実際に提供されている給食のおいしさなどを競う「全国学校給食甲子園」(第8回・応募総数2266校)で優勝。ドラマでの給食の監修・調理指導など担当。テレビなどのメディア出演も多数。塩分が控えめで、だしや味付け、彩りにこだわったレシピ作りに励んでいる。著書に、「日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100」(光文社)「ママと子の「ごはんの悩み」がなくなる本」(サンマーク出版)「日本一の給食レシピ 子どもがすくすく育つ」(講談社)

Instagram:https://www.instagram.com/matsumaru.susumu/
ブログ:小学校栄養士 松丸 奨のブログ

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