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教えて!ヨミドック

 病気や健康の疑問に、読売新聞の医療サイトのキャラクター、ヨミドックが答えます。

医療・健康・介護のニュース・解説

錠剤が大きくて飲めない!…薬の飲み方のポイントは?

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錠剤が大きくて飲めない!…薬の飲み方のポイントは?

   処方された錠剤が大きくて飲めないよ。

  ヨミドック  錠剤やカプセル薬は、少し顎を引くと、のどから食道がまっすぐになり、飲みやすくなりますよ。上を向いたり、寝ながら飲んだりすると、気道に入る 誤嚥ごえん の原因になります。高齢者は特に注意が必要です。

   錠剤を割ったり、カプセルを開けて中身を飲んだりしてはダメかな。

   原則、そのまま飲みましょう。口の中でかんでもいけません。成分が徐々に溶け出すよう設計された薬もあります。期待された効果が得られず、副作用のリスクが上がる場合があるんです。

 表面がコーティングされている薬は、特に砕かないほうがいいですよ。コーティングで、有効成分が狙った器官で溶けるようにしたり、薬の苦味を抑えたりしています。

   粉薬はむせそうになることがあるよ。

   市販の服薬補助ゼリーやオブラートの使用がおすすめです。服薬補助ゼリーは、スプーンに適量出して、上に薬を置き、さらにゼリーを乗せて薬を包み込むように使います。オブラートは薬を包んだ後に水に浸すと、とろみが出て飲みやすくなります。

錠剤が大きくて飲めない!…薬の飲み方のポイントは?

   食べ物や飲み物に、薬を混ぜるのはだめ?

   食品と同時に飲むと、効果が変わったり、頭痛や 嘔吐おうと 、けいれんなどの副作用が出る薬もあります。

 例えば、コーヒーや緑茶と風邪薬、炭酸飲料と胃薬、牛乳やヨーグルトと抗菌剤、グレープフルーツジュースと降圧剤、アルコールと睡眠薬などは、一緒に飲まないよう注意してください。

   水なしで飲んでもいいのかな。

   コップ1杯程度(150~200ミリ・リットル)の水か 白湯さゆ で飲むのが基本です。水がないと溶けにくく、体内への吸収が遅れたり、食道などに引っかかって炎症が起きたりすることもあります。

 ただ、最近は「 口腔こうくう 内崩壊錠」という、唾液で溶けて、水なしで飲める錠剤も登場しています。

   薬の飲み方で困ったときは、どうすればいい?

   薬剤師や医師に相談しましょう。薬の形状が原因で飲みにくかったり、飲む時間や量が生活習慣に合わなかったりしたら、他の薬に変更できる場合があります。

(井美奈子/取材協力=富田隆・帝京平成大教授、有沢賢二・北海道薬剤師会会長)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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