文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療相談室

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

光がまぶしい 治療法は?

 中学2年の娘は、小学校卒業頃から、強い光をまぶしく感じるようになりました。急に明るい所へ出ると目の前が真っ白になり、数秒で元に戻ります。眼科では異常はないと言われました。治療法はないのでしょうか。(54歳女性)

網膜の病気も 精密検査を

仁科 幸子 国立成育医療研究センター小児外科系専門診療部眼科診療部長(東京都世田谷区)

 目から入った光は、角膜、瞳孔を通って、水晶体でピントを合わせ、目の奥の網膜に像を結びます。

 光が通る経路のどこに疾患があっても、まぶしさの原因になります。角膜炎、白内障や緑内障など重大な目や脳の病気がないか、すぐに点検が必要です。

 逆さまつげ、ドライアイ、強度の近視や乱視、ストレスなどが原因となることもあります。発達障害の子どもは、特にまぶしさを強く感じる方がいるとされます。

 お子さんは眼科で「異常なし」と診断を受けたとのことですが、明暗の変化に順応できないのは、何か網膜の病気があるかもしれません。専門病院で、視細胞の機能を検査する「網膜電図」、網膜の形態を調べる「光干渉断層計」などの精密検査をお勧めします。

 原因により、治療法が異なりますが、網膜の病気や発達障害に起因するまぶしさは、根本的な治療法がありません。屋外では帽子や遮光眼鏡を使用するのが良いでしょう。

 近距離でスマートフォンやタブレット端末を使用しすぎると症状が悪化します。デジタル機器を使う際は、正しい姿勢で画面から30センチ以上、距離をとってください。1回の使用は15~30分以内にし、まぶしさを感じる前に休憩をとりましょう。画面の明るさを調整したり、夜間の使用を避けたりするなどの注意も必要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療相談室 新着回答

一覧へ

相談を投稿する

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。

  • 相談と回答は紙面に掲載されることもあります。また、外部配信することもあります。すべての相談にはお答えできません。また、個別には回答いたしません。

直接相談する

24時間電話医療相談サービス

相談するには

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。読売新聞ご購読者で読者会員登録をされた方が、有料(プラス)登録すると、電話による医療相談が24時間365日ご利用いただけます(相談料・通話料は無料)。

読売新聞読者会員の有料登録は、月額220円(税込)です。

一般会員向け有料サービスは2020年1月31日をもって終了いたしました。このため、一般会員向け有料登録の受け付けを停止しております。