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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

揚げナス煮びたし…チューブ入り大根おろしとワサビでアクセント

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、冷凍揚げナスとチューブ入り大根おろしを使用した「野菜の小鉢」のご紹介です。

 冷凍揚げナスは今やスーパーの人気商品ですが、チューブ入り大根おろしはご存じですか。チューブの中に大根おろしが入っていて、食べたい分だけ使うことができる便利な商品です。スーパーやコンビニで売っています。

 生の大根おろしの風味と比較すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし、ひとり暮らしの在宅療養者の女性に紹介したところ、とても喜ばれました。大根おろしをつくるには、腕の力が必要です。さらに、ひとり暮らしとなると大根を買う頻度も少なくなりがち。その方の食卓に大根おろしがのぼることはほとんどなくなっていました。

 以前は焼き魚やてんぷらといえば、当たり前のように家族のために作っていた大根おろし。一人になって、力もなくなってくると「一人だし、大根おろしくらいなくてもいいかな」と思ってしまっていたとのこと。出来合いの商品の使用については賛否両論あると思いますが、この方にとっては、改めて料理や食事の大切さを感じるきっかけとなりました。

 今回のポイントは大根おろしに少しのワサビを入れること。大根おろしの辛味とは異なりますが、味のアクセントになります。また、チューブから出してそのまま使わず、煮汁と一緒に一度加熱しておろし煮にしてもよいですね。

[作り方]

(1) 小鍋にめんつゆと水、砂糖を入れて火にかける。

(2) 煮汁が沸騰したら冷凍のまま揚げナスを加え、食べやすい軟らかさになるまで煮こむ(長く煮こむとより軟らかくなる)。

(3) 大根おろしとワサビを混ぜ合わせておく。

(4) (2)を器に盛り付け、(3)の大根おろしをのせてできあがり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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