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医療相談室

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4歳孫が「アデノイド肥大」

 4歳の孫の鼻づまりと就寝時のいびきがひどく、アデノイド肥大と診断されました。手術を勧められましたが、まだ幼いので全身麻酔をしても大丈夫か心配です。手術後、痛みはあるのでしょうか。(57歳女性)

切除手術 痛みは1週間ほど

中田 誠一 藤田医科大ばんたね病院耳鼻咽喉科教授(名古屋市)

 アデノイド肥大とは、鼻の一番奥にあり、免疫をつかさどる組織が集まった「咽頭 扁桃へんとう 」といわれる部分が大きくなることです。通常、生後間もなく大きくなり、4~5歳の頃に最大に達した後、成長とともに小さくなります。

 一方、肥大が度を超すと、 鼻腔びくう が狭まって口呼吸になり、いびきや睡眠時無呼吸の原因になります。成人の場合と比べ、日中の眠気は出にくいのですが、落ち着きがなくなったり、ささいなことで怒りやすくなったりするなど、感情は不安定になります。

 症状が軽度であれば、ステロイドの鼻薬の吸入や、抗アレルギー薬を内服する治療があります。

 一方、手術は、寝ている間に呼吸状況などを調べる検査をして、「無呼吸低呼吸指数」と呼ばれる10秒以上の呼吸停止や、浅い呼吸が、1時間に5回以上みられる場合などに行います。手術では、口蓋扁桃やアデノイドを切除します。

 睡眠時無呼吸症候群以外に特に気になる疾患がなければ、全身麻酔をすることに大きな問題はないと考えます。ただ、手術前後は一時的に呼吸が不安定になることがあるので、医師と看護師の注意深い看護・観察が必須です。手術直後は切除した部分が痛みますが、1週間ほどで落ち着きます。主治医の話をよく聞き、回復を見守ってください。

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