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県「気の緩みあった」感染者500人超え…学校や高齢者施設などでクラスター計10件

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 大分県と大分市は5日、新たに男女504人(10歳未満~80歳以上)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。500人超えは5月10日以来。

 県はオミクロン株の新系統「BA・5」と「BA・2・12・1」について、県内では初めて、いずれも市中感染とみられる事例が発生したことも発表。両系統の感染力は流行の「BA・2」より約1・2倍強く、感染拡大傾向の背景にあるとみている。

県「気の緩みあった」感染者500人超え…学校や高齢者施設などでクラスター計10件

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 県によると、6月1~22日の感染者のうち、30人の検体をゲノム解析。6人が「BA・5」、2人が「BA・2・12・1」だった。このうち、両系統合わせて3人は海外渡航歴がなく、市中感染とみられる。

 感染者の急増について、県福祉保健部は両系統の市中感染以外にも「流行が落ち着きつつあるという気の緩みがあったと思う」と分析。屋内で換気が不十分になっていることや、会食が増えていることなどをあげて、「屋内ではマスクを着用したり、ワクチンの3、4回目の接種を急いだりして対策をしてほしい」と呼びかけた。

 5日発表の新たなクラスター(感染集団)は10件。1日に発表したクラスターの件数としては過去最高となった。宇佐市の学校2校と豊後高田市の高齢者施設、学校、大分市の医療機関と事業所、学校と会食、中津市の事業所と豊後大野市の学校で、同日までに6~13人の陽性が確認された。

 504人の感染経路は家族178人、不明136人など。年代別は10歳代の87人が最多。40歳代の79人、30歳代の73人と続いた。

 病床使用率は15・6%。人口10万人あたりの新規感染者数は179・54人。自宅療養者は1237人、宿泊療養者は328人だった。

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