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「車内放置は児童虐待です」…パチンコ店でステッカー配布
子どもの車内放置を防ぐため、千葉県警は千葉市内のパチンコ店で啓発ステッカーの配布や駐車場内の見回り活動を実施し、注意を呼びかけた。

「車内放置は児童虐待です」と書かれたステッカー
県内では昨年7月、八千代市のマンション駐車場で車内に取り残された1歳女児が熱中症とみられる症状で死亡した。
県警によると、今年に入って0~5歳の子どもがパチンコ店やショッピングモールなどの駐車場に放置される事案は、10件(6月末時点)発生している。
日本自動車連盟(JAF)によると、炎天下の車内では、エアコン停止から15分で、熱中症のリスクを示す「暑さ指数」が最も高い「危険」レベルに達するという。
県内では、最高気温が35度以上の猛暑日が続いている。県警少年課の金沢哲也・児童虐待対策官は「ちょっとの時間だけなら大丈夫と思わず、子どもを車内に残すことは絶対にやめてほしい」と話した。
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