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明け方 頭痛と嘔吐頻繁に

 明け方に軽い頭痛があり、その後食べたものを吐いてしまいます。20歳代から年に数回ありましたが、最近は毎月のように起きます。原因がわからず不安です。(51歳女性)

生活支障あれば予防治療可能

飯ヶ谷(いいがや)   美峰(みほ)  北里大北里研究所病院脳神経内科部長(東京都港区)

 頭痛と 嘔吐おうと が周期的に起こる場合、片頭痛の可能性があります。片頭痛のメカニズムは明らかではありませんが、脳に対して何らかの刺激が加わると、痛み物質が放出され、起こると考えられています。

 目覚めたら痛むのは、片頭痛ではしばしば認められる症状です。ズキンズキンと拍動するような痛みが特徴で、吐き気を伴うこともあります。また、光や音がわずらわしくなり、暗く静かな場所でじっとしているほうが楽に感じます。重度の場合、痛みで動けなくなることもあります。

 多くは10~20歳代に症状が表れ始めます。頭痛の頻度は個人差があり、年に数日という人もいれば、週に何日も起こるという人もいます。女性に多く、月経の時期に重なって生じることがあります。閉経後は軽くなり、そのうち起こらなくなることが多いですが、更年期に一時的に頻度が増す場合もあります。

 治療では、痛みにはトリプタン、吐き気には制吐剤などの飲み薬を使います。頻繁に起き、生活に支障が大きい場合は、内服薬や注射薬で予防治療をすることもできます。脳神経内科や脳神経外科の頭痛専門医に相談するといいでしょう。念のため、頭部のCT(コンピューター断層撮影法)検査などで脳に異常がないか調べ、腹部の画像検査などで内臓の病気による吐き気ではないかも確認しておくことを勧めます。

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