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涙こぼす米東部の女性「子ども産む道具と言われた気がする」…喜ぶ南部の女性「命は神の贈り物」

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 【ワシントン=蒔田一彦】米連邦最高裁が24日、人工妊娠中絶を巡る憲法上の権利を否定する判断を示したことを受け、ワシントン中心部の最高裁前には中絶賛成派と反対派の双方が全米各地から集まった。

 この日の判決について、賛成派からは落胆や憤りの声が上がった。自宅に戻る途中に判決が出たことを知り、駆けつけたという東部マサチューセッツ州のレベッカ・ウッドさん(43)は「ショックで、恐ろしい判決だ。まるで女性が人間ではなく、子どもを産む道具だと言われているような気がする」と話し、涙をこぼした。

涙こぼす米東部の女性「子ども産む道具と言われた気がする」…喜ぶ南部の女性「命は神の贈り物」

24日、ワシントンの連邦最高裁前で、判決を歓迎する中絶反対派の人たち(蒔田一彦撮影)

 米国ではキリスト教保守派を中心に、胎児の命を重視する立場から中絶に反対する人も多い。南部テキサス州から家族で来たミンディー・マイヤーズさん(50)は、「最高裁が正しい判断をしたことをうれしく思う。命は神からの贈り物だから」と喜んだ。

 最高裁や隣接する連邦議会議事堂の周囲にはフェンスが設置され、警官らが警戒に当たった。判決に対する大規模な抗議活動は24日、ニューヨークやシカゴなど全米各地で行われた。

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