松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
子どもに人気「すりゴマトースト」…しっとり、サクサク、しかも簡単!
小学校栄養士の松丸奨です。今日は人気の簡単パンレシピ「すりゴマトースト」のご紹介です。
ふわっと香るすりゴマ。バターとハチミツの甘みを足すことで、味わいが深くなります。
実は給食でのゴマの登場回数は多めです。というのも、学校給食の献立作りでは、栄養価のほかに、食品群別摂取量も守らなければいけません。緑黄色野菜を何g、肉類を何g、魚類を何gなど種別ごとに決められた目標摂取量があるのです。
ここで頭を悩ますのが種実類です。まさしくゴマなどを指すのですが、毎回サラダに入れると飽きてしまいますし、子どもたちが飽きないように、どのようにレシピに入れていくかを考えているのです。
そこで今回のような、トーストにすりゴマを塗るレシピが誕生したというわけです。甘くしたバターとハチミツで風味づけすると一層おいしくなります。
ゴマは、固い種皮に覆われているので、すりゴマや練りゴマを選ぶことで吸収率がよくなります。ゴマに含まれているセサミンは、抗酸化作用によって、さまざまな効能が期待されています。
白ゴマは黒よりも味も香りも上品。黒ゴマは風味が強いのが特徴です。見た目や味わいも違うので、両方常備しておいて、その日の気分で使い分けるといいですね。
[作り方]
(1) 砂糖、すりゴマ、ハチミツ、バターをボウルで混ぜる。
(2) 耐熱容器に入れ、電子レンジ500Wで20秒ほど加熱する。
(3) バターが軟らかく、塗りやすくなっているので、よく混ぜてから食パンに塗る。
(4) オーブントースターで2~3分焼いて、軽く焦げ目がつけば完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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