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原発不明がん<5>判断遅れ禁物 早めに治療

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国立がん研究センター東病院・腫瘍内科医長 向井博文さん

 

Q&A

 

原発不明がん<5>判断遅れ禁物 早めに治療

1994年、三重大学医学部卒。国立がん研究センター東病院乳腺・腫瘍内科医長などを経て、昨年から現職。日本臨床腫瘍学会の「原発不明がん診療指針」改訂にあたり、作業部会委員長を務めた。

 原発不明がんについて、国立がん研究センター東病院・腫瘍内科医長の向井博文さんに聞いた。

 ――原発不明がんとは。

 「肺がんや胃がん、大腸がんなど一般的に知られているがんは、元のがんができた部位(原発がん)が特定できます。しかし、がんの組織や疑われる臓器を調べても原発がんが判明せず、転移したがんだけが見つかる場合があります。これが原発不明がんです。全てのがんの1~5%を占めると考えられ、決して少なくはありません」

 ――なぜ特定できないのですか。

 「元のがんが小さいうちに他の臓器に転移したが、元のがんは自然に消えてしまった可能性や、がんが広い範囲に散らばって、元のがんが分からなくなってしまうケースが考えられます。CT(コンピューター断層撮影法)やMRI(磁気共鳴画像)などの検査技術は進歩していますが、数ミリ足らずの微小ながんは見つけられないこともあります」

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